
韓国検索ポータル最大手「NAVER」は30日、新しいアイディアやUI(ユーザインターフェース)を活用した実験サービスを公開する「NAVER LAB」をオープンした。
「NAVER LAB」では現在、以下の7つの実験サービスが公開されている。
- ニュースクラスタリング
検索対象であるニュース記事のテキストを解析し、類似するニュース記事を機械的にクラスタリングして検索結果として提供。
- SE検索
テキストメインで構成されたNAVER統合検索のシンプル版。
- 肯定・否定意見検索
すべてのブログの中から「レビュー」や「感想」などにあたる記事を対象に各記事のテキストを抽出、ユーザの好感度を機械的に判別して検索結果として提供。
- 顔写真検索
イメージ検索の中から「顔写真」のみを機械的に判別して検索結果として提供。
- ブログ・カフェ(コミュニティ) アクセス検索キーワードランキング
個別のブログ・カフェ(コミュニティ)サイトを対象とし、該当のブログ・カフェにアクセスするために使われた検索キーワードをランキングとして提供。
- 言語変換器
「読み」をハングルで入力すると、類似する「英語」「日本語」「中国語」の単語を検索する。
- 自動分かち書き
ハングルで書かれた文章を入力すると、単語または文章単位で機械的に分かち書きをおこなった結果を提供する。
(※「分かち書き」とは・・・韓国語は日本語と異なり表記が「ハングル」のみであるため、「主語」「目的語」「述語」などを明確に区別するために、「空白(スペース)」を用いて文節を分けて表記する。これを「分かち書き」という)
ブログ検索サイト「kizasi.jp」が「kizasi ラボ」で試験公開している「MyBoo ベータ版」というサービスをご存じだろうか。
「あなたのブログを一発解析!」というバナーにつられて偶然利用してみたのだが、直感的に「オモシロイ」。
「自分の(あるいは公開されている)ブログのURL(フィードでも可)」を入力して「解析」ボタンをクリックするだけで、該当のブログに漂っている「雰囲気(気持ち)」とブログ内で多く取り扱われている「話題」を解析してくれる。

▲自分の個人ブログを解析したところ「悲しい気持ち」がにじみ出ているそうだ・・・。
ブログ記事を形態素解析し、より多く使われている単語をあらかじめカテゴライズした「テーマ」に機械的に分類する技術を応用しているのだろう。
仕組み自体はシンプルでバックグラウンドはロジカルであるが、サービスとしては実に「生々しく」、温かみを感じる。
また「MyBoo ベータ版」では、解析したブログと似ている指向のブログを提示することにより、「自分と近い指向のブログやその人の考えを知りたかった、けれど(キーワード)検索ではなかなか見つけられなかった」というブログにまでたどり着けるようになっている。
「ベータ版」ということもあり精度は「解析」するブログによってマチマチだが、さまざまな活用が期待できるサービスだ。
韓国検索ポータル最大手「NAVER」は1月22日、「サイト検索」サービスを開始した。

「サイト検索」とはウェブマスター向けのサービスで、APIなどを利用して自分のサイトで「NAVER検索」を活用できるようになる。
このサービスを利用するに当たって、検索エンジンを構築するための複雑なプログラミングは必要なく、ウェブマスターは「API方式」と「UI方式」から選択して利用できる。
「API方式」はxml形式で検索結果のデータを配信するため、自分のサイトのデザインに合わせて自由に検索結果画面を構成できる。
一方、「UI方式」はあらかじめ用意されたテンプレートに従って、検索結果画面まで含めて提供される。
Baidu.jpは23日、トップページを刷新、検索窓の下に「検索ワード ランキング」「話題の画像」「話題の動画」「ブログ検索 ランキング」を追加した。

検索サービスに関して、大きなリニューアルは見られない。
また、アナウンスされていた「Video」「Travel」「Gourmet」について関連するサービスは現在確認できない。
韓国のポータルサイト「Daum」がウェブ検索エンジンを自社開発、ベータ公開している。

▲「Daum ウェブ検索(ベータ)」のトップページ。

▲「Daum ウェブ検索(ベータ)」の検索結果画面。
試しに「nhn」で検索してみたところ、公式サイトがかろうじて1位に表示されたものの2位以下は・・・。
「Daum」は2003年から「Google」をデフォルト検索エンジンに採用、2007年からは検索広告分野でも包括提携を結んでいる。
2008年1月現在も「Daum」のウェブ検索正式版には、「Google」の検索エンジンが採用されている(ページ右上に「Powered by Google」の表示が見られる)。
「Daum」がウェブ検索エンジンを自社開発している背景には、韓国検索業界の「一極化」が挙げられる。
韓国で検索といえば「NAVER」。そのシェアは80%にも迫る勢いだ。
検索のシェアと同じく、韓国の検索広告市場についてもNAVERが市場の90%以上を独占している状態である。
こうした状況の中、Daumは韓国独自の検索エンジンを開発することにより、「自国のユーザに使いやすい検索を提供できる」と考え、巻き返しを狙っているのだろう。
果たして、Daumがデフォルト検索エンジンをGoogleから自社に切り替える日はやってくるのだろうか?
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